プラ型/ダイカスト型/各種精密金型/機能部品/プラズマ窒化/PVDコーティング/真空熱処理/窒化/BPN処理/TiN/CrN/DLC/CPN処理で耐摩耗、耐腐食、離型性、シボや鏡面の保護






ステンレスへのBPN窒化


「金型の熱処理・表面処理のプロがおススメする
焼入れレスという選択」


ここ数年、ジワジワとBPN処理の量を伸ばしているのがステンレス鋼をHRC40に調質した材料です。主にマルテンサイト系ステンレス鋼(主にSUS420J2系材料)が多く、最近では鋼材メーカー経由でも手に入るし、一部のプレート業者でも在庫をしている品物です。

この手の材料をチョイスする利点は、HRC40の母材硬さで耐食性も悪くなく、鏡面に対応できて、窒化処理やコーティング処理との相性も良く、特に窒化処理では表面硬さHV1100以上の硬化層が拡散するので、少量生産向け金型では十分な耐久が得られてしまう点があげられます。

汎用的に使用されるP20及びP21系鋼材(HRC40)への窒化との違いは、前述した通り表面の窒化硬さの差であります。HRC40の母材にHV700前後の硬さの表面かHV1200前後の硬さの表面かでは、より焼入に近い耐久を発揮できるのはどちらか?この点だけも直ぐにご理解頂けるものと考えます。

具体例として、市販の調質済ステンレス鋼を加工して仕上げて、試作後に焼入れを施す工程(後焼き)の場合、どうしても焼入による焼き狂い(変寸変形)のリスクがあります。所謂後焼きの工程では大なり小なり修正のための追加工が発生するか、最悪は作り直しというご経験もあるかもしれません。
まさにこうしたケースを避けるべく、先に調質済みのステンレス鋼をHRC40前後に調質し直して、それを完全に仕上げてから低温のBPN処理を施して頂きたいのです。
焼入れレスなので変寸変形を心配することなく、使用環境によってはHRC52前後の焼入れと同等の耐久を確保でき、目標のショット数に対応できるケースも多いです。

また、BPN処理の大きな特徴でもある低温域での窒化処理は、ステンレスの耐食性を損なうことなく表面改質する利点もありますので、複合的な側面からしても非常に相性の良い組合せと言えます。

STAVAX、HPM38、S−STAR材といったプレハードン鋼を再調質してHRC40にするのであれば弊社にて高品質、低価格にて承ります。ご質問等ありましたら是非お問い合せ下さい。

「オーステナイト系ステンレス鋼への窒化処理」


一般的に多く使われるSUS303、304、316などオーステナイ
ト系ステンレス鋼への窒化では、未だに窒化処理で耐食性が落ちてしま
うのでは?と心配されるお声をお聞きすることがあります。
BPN処理では、低温処理の特徴をいかして耐食性を維持、改善するこ
とが可能です。
特にステンレス製の機械部品では多くの実績があり、食品関連の業界で
は、今でも多くの量産部品に処理をしております。
耐摩耗、強度アップが簡単に行えるので、これは?という場所に是非と
もお試し下さい。



ラインナップ

Vacuum Heat-treatment
真空熱処理+応用技術
(時効処理、析出硬化処理、etc)

Nitriding/Nitrocarburising
VN(ブイナイト)処理
BPN処理
BPN/OX処理
SN(エスナイト)処理

PVD Coating(PVDコーティング)
タフコートT(TiN)
タフコートC(CrN)
タフコートD(DLC)
複合処理
鏡面+離型対応コート(Cr2N等)

CPN処理 (複合カーボンコーティング)