プラ型/ダイカスト型/各種精密金型/機能部品/プラズマ窒化/PVDコーティング/真空熱処理/窒化/BPN処理/TiN/CrN/DLC/CPN処理で耐摩耗、耐腐食、離型性、シボや鏡面の保護






Nitriding/Nitrocarburising

VNIT(ブイナイト)処理
Vacuum Nitrocarburising
非鉄及び非磁性ステンレス鋼以外の鉄鋼材料での精密金型や精密機能部品の耐摩耗、耐焼付、耐食、疲労強度を向上させる当社が独自に開発した無公害の真空ガス軟窒化処理です。

■VN処理の特徴と効果 5つのポイント■

ポイント1
VN処理は精密金型や精密機能部品を対象に処理されて20数年の実績があり、耐摩耗、耐焼付、耐食効果は全国的に高く評価されています。

ポイント2
SS、SPCC、S15Cなどの低炭素鋼種にも、高硬度で耐摩耗と耐食性に優れている窒化鉄を形成します。

ポイント3
合金系の材料には、白色の脆い化合物層を形成させないので、鋭角部に刃こぼれを起こしません。

ポイント4
前処理が適切に施されている金型では、20数年間、変寸と変形の問題は一度も起こしておりません。

ポイント5
真空置換中で、窒化鉄を形成させますから肌荒れは起こしません。


VN処理の概要

VN処理は、480〜580℃の温域で処理します。
窒化層の深さは、標準の条件で、下記に示してある硬さ分布曲線で処理されます。
窒化鉄は、1.0ミリ前後の深い溝や孔の中にも均等に形成されます。
面粗度は、表面が薄いグレーに変色しますが、処理前の加工面の光沢が転写されている状態で処理されますから、ほとんど変化しません。
変形は、形状、大きさに関係なく生じません。
変寸は、合金系材料の場合は、100ミリの長さで0.01ミリ以下、SS、SPCC、S45Cなどの材料の場合は、100ミリの長さで0.015ミリ前後の膨張で処理されます。
処理効果は、プラ型の場合、金型材料と成形する樹脂質で異なりますが、ショット数は平均して5〜10倍アップします。アルミダイカスト型の場合はヒートチェックと溶損の発生を顕著に防ぎます。
窒化防止は、自在に施せますが、防止効果は90%程度で、現在施している処置では100%完全に防止することはできません。
VN処理の日程は、休業日を除いて毎日処理しており、午後2時半迄にお引き受けしたものは、休業日を除き翌日返却します。


各種材料のVN処理硬さ曲線



各種材料のVN処理での表面硬さ

材料(鋼種名)表面硬さ(100gr)
高速度工具鋼
(SKH51,ASP,HAP etc)
1000〜1200
冷間ダイス鋼
(SKD11,DC53,PD613,HPM31)
1000〜1200
熱間ダイス鋼
(SKD61,DH21.DAC10 etc)
900〜1100
快削熱間ダイス鋼
(DH2F,FDAC)
900〜1100
析出硬化鋼
(NAK55,HPM50 etc)
700〜900
機械構造用合金鋼
(PX5,EM38,PLAMAX etc)
700〜900
機械構造用炭素鋼
(S20C,S45C,S55C etc)
600〜800
機械構造用圧延鋼
(SS400,SPCC etc)
600〜700
片状及び球状黒鉛鋳鉄
(FC,FDAC etc)
600〜700




ラインナップ

Vacuum Heat-treatment
真空熱処理+応用技術
(時効処理、析出硬化処理、etc)

Nitriding/Nitrocarburising
VN(ブイナイト)処理
BPN処理
BPN/OX処理
SN(エスナイト)処理

PVD Coating(PVDコーティング)
タフコートT(TiN)
タフコートC(CrN)
タフコートD(DLC)
複合処理
鏡面+離型対応コート(Cr2N等)

CPN処理 (複合カーボンコーティング)